オイラはバツイチだ。もう20年以上前のことだが、正確な年月は忘れた。人間に備わっている自己防衛本能が起動して、嫌な記憶をデリートしてくれたのだと思う。離婚はお互いに非があると思うからあまり元妻のことには触れないが、オイラが慰謝料をもらったとだけ書いておこう。
日本の少子化には大問題なのだろうが、問題を抱えているそれぞれの夫婦単位で考えると、精神衛生上は決してよくないことだから、さっさと離婚した方がいいとオイラは思う。但し、離婚しようと思っても、これがまた想像以上に面倒だ。離婚の危険度を測ってみよう。①2人で話し合いができる。②顔も見たくない。従って会って話はできない。あなたはどっちだろう?
①の場合はまだ修復の可能性がある。②は、ほぼ修復不可能。第三者を立てないと話し合いをすることもできない。協議離婚の場合は話し合いで済むが、それが無理なら家庭裁判所へ調停を申し立てることになる。これがまたハードルが高い。もし夫婦の住居が異なっている場合は、申し立て人が相手の地元にある家裁まで出向く必要があるからだ。
オイラの場合は、片道4時間ほどかけて家裁まで通った。結論から言うと、家庭裁判所は行くだけ無駄。調停員は相手の言い分を伝えるだけで意見は言えないことになっているからだ。なんだそれ?子どもの遣いでもあるまいし。馬鹿馬鹿しくなって、オイラは2回で不調を言い渡して終えた。
離婚の理由はさまざまだろう。DVや生活費を入れないのは論外だけれども、「婚姻関係を継続しがたい事由」というのがある。失踪して5年以上経過していれば前出の事由にあたるし、浮気もそうだ。“こいつとはもう無理だ”と思ったら、どんなケースでもコツコツ証拠を残しておこう。日記でもいい。浮気の場合は特に証拠が重要で、レシートでもクレカの明細でも証拠になる。因みに、探偵を雇うと1日5~10万ほどかかるらしいから、現実的じゃないよね。
このログ、何だかシリーズになりそうだなぁ。続きは2回目に譲るとしよう。
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