長く歩けない、脚が引っ掛かる、もしや「脊柱管狭窄症」?

病気のデパートや

オイラは50歳になった頃、脊柱管狭窄症」の手術を受けた。この病気では、脊柱管が狭くなることによって内部の神経や脊髄が圧迫されて、腰痛や下肢の痛み、しびれなどさまざまな症状が現れる。

を運ぼうとすると後ろから紐でクンッと引っ張られたようなる。痛みしびれ長い距離が歩けなくなる。不思議なことに少し休むとまた歩けるようになる。こんな症状が出たら、脊柱管狭窄症を疑ってみてもいいかもしれない。

上記の症状は背骨内部にある脊柱管が狭くなって、変形した骨飛び出した椎間板神経を圧迫することで起きる。自然治癒はしないので、当然骨を削ったり、椎間板を取り除く手術が必要になる。

最近では医学の進歩がすさまじく、脊柱管狭窄症の手術も内視鏡で行うことがほとんどらしい。当時のオイラも都内屈指のクリニックで内視鏡手術を予定していたんだけど、土壇場転院させられた。

手術日も決まって術後の装具(コルセット)もオーダーメードで作って、さあっていう段階で、麻酔医にダメ出しされた。“挿管しにくそうだから、ウチでは無理だね”って、オイ!

小岩 I 整形外科(手術実績ランキング全国5位)には怒り心頭だったけど、手術しないと痛みはとれないし、なんだかんだで御茶ノ水○楽病院に入院することになった。これがねぇ…。

なんでも○楽病院整形外科は、東京都の教職員組合の病院なんだそうだが、これがまた“なんだかなぁ~”な病院だった。やたらボルトを入れたがるのを断って、オイラが選択したのは通常の術式

いま思うと、これが気に入らなかったのか?なんと、手術台に乗せられて麻酔をかけられる直前に“悪いね、緊急が入っちゃって”と、執刀医代わるというハプニング。一体、だ、誰が切るんだ~~??

そんなこんなで4~5時間経過。麻酔切れると、オイラは猛烈な痛みに襲われた。仰向けになることもできず、ナースセンターまで聞こえる程の絶叫を響かせ、一睡もできないままようやく落ち着いたのは翌朝の昼頃だった。

2~3日すると周りが賑やかになった。手術したばかりの男性が再手術取り忘れた金属のバリが神経にあたってアウト!隣の病室のおばあちゃんも再手術ボルト外れてアウト!うううっ…。

病院選びは大事だと、つくづく思う。退院間際に看護師さんがボソッとつぶやいたひと言。“オイラさん、危なかったんだよ…。”コラ、なにが危なかったんだ?手術している間になにかあったのかよぉ~~。もやもやしたまま、オイラは、いまだにしびれが残る左足をさすっている。

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