こんなドローンは買っちゃダメ!

ドローンなのだ

前にも触れたけど、オイラは「無人航空機操縦資格2級」を持っている。国交省に機体登録もしてあるし、飛ばすときは飛行計画書を提出する。
なので、空港や国会議事堂や自衛隊駐屯地など、そもそも飛行禁止の重要施設以外は、ほとんど飛ばすことができる。

けどね…。この申請やら提出やらが、と~っても面倒なのよ。飛行計画書なんか10日ほど前に提出しないといけないし、遠征地で雨でも降ったらすべてパーになるので、そういうことが何度か続くと嫌になっちゃうのよねー。

で、考えた。オイラがドローンを飛ばす理由は、YouTube動画の一部に使いたいからで、何もプロっぽい本格空撮動画を撮りたいわけでもない。それならさ、カメラの性能さえ良かったら、トイドローンでよくね??

で、ず~っと探してるんだけど、いまのところ GPS搭載のトイドローンは、「Holy Stone HS155」しか存在しない。
トイドローンは100g以下(ここ大事)で機体登録も飛行計画の提出も必要ないから、人口密集地域や飛行禁止エリアじゃなかったら、自由に飛ばせる。但し、自治体によっては公園などでも禁止のエリアがあるから要注意だ。

オイラがどうしても譲れないのは、GPS搭載ブラシレスモーターか否かの2点だ。GPSがないとちょっとの風で流されてしまうし、通常のモーターだと非力でこれまた風に負けてしまう。
DJI Tello」も優秀なトイドローンだけど、これも残念ながら GPS無し、通常モーターだ。国内の有望メーカーG-FORCEの「LACIERO」は、ブラシレスモーターだけど GPS非搭載(涙)。

で、何とかトイドローンで“ちょい空撮”をって考えてる人は、騙されて謎の中華ドローンを買っちゃうんだよなぁ。
免許不要 航空法規制対象外」って書いてあるものの大半が、離陸重量(バッテリー装着状態での機体重量)が100gオーバーの規制機体。ヘタをすると逮捕されるんだから、ここはショップ側もしっかりしてほしいよね。

もしトイドローンを探していて、免許不要・高性能を強調したドローンがあったら、まずは離陸重量を問い合わせてみるといい。これすら答えられないショップは完全にアウト。
GPSが付いていないと、野外での飛行はほぼ無理なので、10,000円以上は検討の価値あり、それ以下は室内専用の練習機と、価格を目安にしてみてもいいかもね。

最後にお願い。Holy Stoneさん、「HS130」にGPSを搭載してモーターをブラシレスにして~。マジで25,000円くらいでも買う人は大勢いると思う。バージョンアップした機体を期待してるよぉ~~~~。

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